子ども学科の「子どもフォーラム」開催(3)(2007.2.16) |
2月10日(土)、平成18年度「子どもフォーラム」で、14:20から約30分、「子どもが演じる舞台発表」の実践研究−『そばにいるよ』−の発表がありました。「研究の目的」と「あらすじ」の一部を紹介します。 目的 ボローニャ児童賞・特別賞(1999年)を受賞した『いつでも会える』(作:菊田まりこ)の絵本を脚本化した。この絵本は、犬を通して「死」というものをこどもに優しく、分かりやすく伝えている。私達は身体表現と人形を使って、子どもに「生」と「死」を分かりやすく伝えることにした。更に、りす、てんとう虫、たんぽぽ、風など身近ないきものを加え、「生きる大切さ」も伝えられるように創作した。 また、舞台を作り上げていくのにあたって「子どもが演じられる舞台」であることを大切にした。使用曲もすべて1学年の授業のテキストより選曲し、音楽効果を考え編曲した。 あらすじ すみれと犬のコロ、リすのプチは大の仲良しです。いつもの場所で、いつでも一緒に遊んでいます。ある日、お花の種を蒔きました。そして、みんなでお昼寝をします。その時、すみれがいつもよりひどい咳をしたので、コロとプチはとても心配です。 雨の季節になり遊べない日が続きます。雨があがり晴れてもすみれは現れません。すみれは病気だったのです。すみれの花が元気ありません。コロとプチは、すみれを探しに行きます。2匹は疲れて倒れてしまいますが、てんとう虫・たんぽぽ・風が、2匹を励ましてくれました。コロとプチは不思議な世界にいるのに気がつきます。そして、やっとすみれに会うことができました。しかし、いつものすみれと様子が違います。でも、すみれと遊んだ楽しい日をいっぱい思い出し、元気を取り戻します。 コロとプチのそばには、もうすみれの姿はありません。しかし、すみれはいつもそばにいます。目を閉じれば、ほら、いつでもすみれに会えるのです。 発表に参加した学生の感想を紹介します。 「私は、児童文化の『タンポポ』役をしました。たんぽぽや小道具の色づけや染め方もしました。でも、本番は大成功だったので良かった」(上野真真奈さん)。 「私たち児童文化のメンバーは、夜遅くまで人形作りや舞台練習に励みました。時には、自分が本当にサブリーダーとしての役目を果たせているのか不安になり、くじけそうになりました。しかし児童文化のメンバーや先生方に励まされ支えられながら、最後までやり遂げることができました。本番は大成功だったので、大きな充実感を味わいながら発表を終えることができました。舞台袖でメンバーが演じている姿を見ていると、それまで苦労して練習してきたことや人形制作で夜遅くまで共同作業をしてきた場面が頭に浮かび、涙がにじんできました。私は、児童文化のサブリーダーという役目をすることができたことに誇りを感じます。また、21人のメンバーで舞台を作りあげたことをとても嬉しく思っています。一生忘れることのできない思い出になりました」(渡部はるかさん)。 「子どもフォーラムでは児童文化という身体表現と人形劇のコラボレーションした劇を発表しました。児童文化は、衣装からキャストに至るまですべてみんなで考え、みんなでで知恵を出し合って仕上げました。みんなで最後まで一致団結して、発表を行うことができたことは良かったと思います。子どもフォーラムは、子ども学科として2年間学んできた集大成なので、できればみんなの発表を見て最後の学びとしたかった」(高田哲さん)。 「子どもフォーラム」を見に来ていた総合文化学科の学生から感想を寄せて貰いましたので紹介します。 「子どもフォーラムを観て、自分たちの学科とは違った発表に感動しました。研究発表は、今後の私たちの学科にも役立つ情報が多く、それぞれの発表に共感しました。児童文化では、身体表現の可能性と生命の大切さ、死を受け入れる大変さを学びました。オペレッタでは衣装一つ一つにも力を入れ、一つの話から世界が広がり、歌や音楽も学生が考えたと聞いて驚きました。観に行って本当に良かったと思いました。2年生のみなさん、お疲れ様でした。また来年も観に行きたいです。1年生のみなさん、来年、頑張ってください(総合文化学科2年生 小田中奈央さん・横山由夏さん)。 子ども学科1年生の感想を紹介します。 「子どもフォーラムでは、研究発表や付属幼稚園の子どもたちとの合奏・合唱発表、児童文化の発表、オペレッタの発表など盛りだくさんの内容で観ていて楽しかったし、来年、どれを選ぼうかなどと考えながら観ていました。先輩方の今までの成果が形として表れたような発表で、とても惹きつけられるものばかりでした。オペレッタでは、笑いが起きるほどとても面白く素敵な舞台でした」(子ども学科1年 佐藤祐美さん)。 「初めて見るフォーラムはとても素晴らしいものでした。長い時間をかけて研究した口頭発表、『そばにいるよ』のすみれちゃん、壮大な内容のオペレッタなど、夢中になって観たことが細部まで印象に残っています。来年の今頃、自分は『子どもフォーラム』で何をやっているか今から楽しみです(庄司慎さん)。 |
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